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「記者クラブに入っている人たちだけがジャーナリストじゃないんです。彼らは思い上がったらいけません」~11月10日亀井大臣オープン記者会見2

社民と国民新、仕分け人に入れず不満=亀井氏、外国人メンバー問題視
2009/11/11-18:55 時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009111100672

 前回のエントリーの続き。11月10日亀井大臣オープン記者会見。

大塚「じゃ、後ろの女性の方、どうぞ」

佐藤「銀行研修社の佐藤と申します」

大塚「銀行研修社」

佐藤「はい。
 金融円滑化法案の、住宅ローンについてお聞きしたいのですけれども、元本、利息を含めた猶予ということを目玉にされていると思いますが、実際はその、猶予された場合は、再度の総返済額が猶予される前と、猶予されたあとよりも、100万、200万という単位で増えてしまう可能性があると思うんですが、その点について、どういうお考えをお持ちでしょうか」

亀井「それはさあ、(借金を)チャラにする話じゃないんだからね。猶予する話だからさあ、やっぱり先々、返済のあれ(債務)が残ることは当然ですよね、これ。それは、残ることは当然だと思うんだけども、ただその返済条件が、債務者にとって過重にならないようにね、やはり貸し方はきちっと相談に乗って、そういう『貸し付け条件の変更をしなさい』ということが、この法律のあれ(法目的)ですからね。
 それは国が、金太郎飴みたいに切って出すわけにはいかないんでね。それは、ローンだって、対応が色々あるわけだから。貸し手と借り手との間で、借り手の立場をきちっと考えて、猶予してあげてくださいというのがね、この趣旨ですからね。
 個々の問題で、色んな問題が起きてくるとは思うけども。
 金融(検査)マニュアルも、今、二人(大塚副大臣と田村政務官)のところでやってくれてますけどね、だいたい今週中くらいに、金融マニュアルなんか、ガラッと変えますから。この眼目は簡単なの。
 従来はね、金融機関を、どっちかというと守るというという視点に立った金融経済という性格がある程度強かった。今度は違う。守るものは守るけれども、そうじゃなくて、借り手にとって、経営コンサルタント的な役割を、金融機関が果たしておるかどうか。果たしてなかったら、コラッ、というのがね(笑)、これが、今度の金融庁の検査のね、主眼なんです。そういうことを言ってくれてるでしょ?(と、大塚副大臣に確認する)」

大塚「はい、はい」

亀井「だから、ガラッと変わるんですよ」

大塚「一点、補足していいですか? あとで検査しますからね、条件変更で、過大な、総返済額に変更されているようなケースが見受けられれば、それは当然、指導されるわけです」

佐藤「利息の分が100万、200万増えている分を含めて指導する……」

大塚「いやいや、それはあの、利息の分とか元本の分とかっていう細かいことは、ここでお答えはできないんですけども、トータルとして顧客に過大な負担を負わせるようなことになっていれば、それはあとできっちり指導するわけですので、それはもう金融機関もわかってますから、適切な対応をすると思います」

佐藤「それはノンバンクだけじゃなくて、生命保険会社……」

大塚「ノンバンク?」

亀井「じゃないよ、銀行」

佐藤「ノンバンクは対象外ですけど、生命保険会社ですとかも、住宅ローンを扱っていると思うんですが、そういったところはどうしていくのか」

大塚「生命保険会社は今回、入ってませんけれどもね。ただ、生命保険会社も金融庁の監督下ですから。金融行政がどこを見て行われているかっていうのは、当然、経営者は理解しているはずですので、的確に対応してくれると思います。
 じゃあ、あと女性の方、初めてっぽい方どうぞ」

竹川「フリーの竹川と申します。
 先日の、金融庁が出されました、『税制改正要望』ですけれども、それに関して、特に大臣の方からは何か、なんらかの、こういう形でまとめるように、というような指示はあったのしょうか? また、現在の投資家からみると、証券税制とか……」

亀井「え? なになに?」

竹川「あの、投資家からみると、今の金融商品の税制とか、証券税制も含めまして、非常に複雑で、シンプルでないので判りづらいという声が、非常に大きいのですね。大臣とされましては、金融所得の一体化についても含めまして、今後、投資家にとって、良い金融商品の税制というものに関しては、どういう風にお考えでしょうか? 何か、長期的なビジョンがあれば、おっしゃってください」

亀井「あのね、私はそんな専門家じゃないけどもね、やはり、あれなんだな、税制が非常に複雑になっていますね。何をすればあのう、金融関係だとか、証券関係だけじゃなくてもね、これをもうちょっと単純化していくべきだったら、前からのね、議論されていることなんだけども、今度うちとしてあれしているのは、あれ、あのう、証券税制なんかではどういうこと?」

大塚「損益通算とか」

亀井「損益通算ね」

大塚「はい、はい」

亀井「前からこれ、いってる…」

大塚「はい、前からいってることです。だから、一体課税的な、今のご質問のような主旨の方向には、向いてますよ」

亀井大臣「方向はね。あっちとって、こっちとるとかいうことにならないで、やっぱり一体的にね、やっぱし、課税していくということは、大事なことだよね、これはね」

大塚「はい、じゃちょっと女性優先で、じゃあ、はいどうぞ」

大崎「東洋経済の大崎です。郵政の人事の事で、確認なんですが」

亀井「はい」

大崎「あのう、斎藤社長を決定されたのは、あのう、亀井大臣という理解でいいかと思うんですけども、副社長以下、取締役・経営陣についても、実質、決定権は亀井大臣にあって、任命責任は亀井大臣にあるという理解で、よろしいのでしょうか」

亀井「なになに、決定権?」

大崎「決定をしたのは亀井大臣で、任命責任は亀井大臣にあるという理解で、よろしいのでしょうか? 任命責任はどなたか…」

亀井「まぁ、あれはね、あのう取締役としての選任は、私の方からお願いしたわけだな。で、それを副社長という形にしたのは…、副社長という形にしたのは…、斎藤か。なんだな。副社長ということは。取締役までは、私がした」

大崎「はい。社長以外の、役員の任命責任は、どなたがお持ちに…」

亀井「株主である私。私というか、政府だ。それは私が、それを、政府を代表して、事実上、それをやったということですね」

大崎「はい」

大塚「はい、じゃあ、コジマさん」

小塚「日刊ゲンダイの小塚です」

大塚「あ、ごめんごめん、小塚さんね、失礼しました。はい」

小塚「はい、えーと、すみません。あのう、先ほど郵政の件で、あのう、まず占領軍を引き上げてもらわないといけないというふうに、その、おっしゃられておりましたけれども……」

亀井「うんうん」

小塚「ようするに、その、西川前社長を代えまして、斎藤さんになったと、それ以下の役員も代えたと。で、そのもっと下の、例えばその、部長ですとか、そういう内部のクラスの人も、引き上げてもらわないといけないんですか? そういう意味合い……」

亀井「いやぁ、これは、それ以下の、子会社とかね、えー、やっぱりそれの中も、占領軍の手足になってた、やっぱり占領軍の下士官クラスがおるわけだろう。もっと上か。えー、それは、やっぱりそれは務まらないでしょう、方針が変わるんだから、ね。末端は別ですよ。末端は全部。幹部クラスではね」

小塚「元幹部クラスを代える必要がある、ということですか?」

亀井「いや、だから今、検討しているわけだよ。ね、あのう、形容詞がガラッと変わったわけだから。その方針の下で、幹部が仕事をしていくのが、ふさわしいかどうか、ということだね。面従腹背じゃ困るわけだから。給料だけもらってればね、いいという形でやられちゃ困るわけだから。真摯に新しい経営方針に従ってやっていくという幹部でないといかんわけですよ。子会社を含めてね。それはどうかというのは、やっぱり斎藤社長が、ちょっと時間をかけて判断をしていくことだと思います」

小塚「時間というのは、だいたいいつぐらいに……」

亀井「そりゃあ、日にちを切るわけにはいかないけどね、そんないつまでも、ズルズルというわけにもいかんでしょう。だって、その下に、その子会社の幹部の下にも、従業員がたくさんいるわけだからね。
 彼らが一所懸命仕事をしていく上においてはね、新しい経営方針に基づいて、ちゃんとやる幹部じゃない人の下では、仕事をやるわけにはいかんでしょう。そこらの混乱が起きないように、出来るだけ早く、そこいら整理した方がいいと思う。これは斎藤社長がやることだ。そこまで私が、どうだこうだと言うことじゃありません」

大塚「あのう、50分には、大臣、ちょっともう次がありますので、えーじゃあ、一番後ろの方、どうぞ」

岩崎「はい。えーと、フライデーの記者の岩崎と申します。あのう、人事の件でもうひとつお尋ねしたいのですけど、斎藤さん、えっと斎藤次郎さんの後釜で太田省三さんの人事の兼務があったりとか、まもなく、えー議運でちょっと・・・」

亀井「え? 誰々?」

大塚「東京金融取引所の斎藤さんのあと、太田さんという副社長さん…」

亀井「あぁ、うんうん。副社長かなんかだなったんでしょう。あれ」

大塚「太田さん、そうですね」

岩崎「それと、あと、国会で議運で江利川さん、江利川毅さん」

亀井「うん」

岩崎「今、ちょっと、こちらの省庁とは、直接関係ないんですけど、江利川さんが今、給与法をやって今、給与法をやらないと、郵政株式凍結案もなかなか、えーなかなかいかないということ込みで聞きたいんですけれども。(※おそらく、12月1日までに給与法改正案を成立させないとならないために、日本郵政株式売却凍結法案成立の雲行きが怪しくなっている、という臨時国会での法案成立スケジュールの見込みについて問いたいのだと思われる。参考「官房長官、会期延長に慎重 民主で「小幅」の見方」2009/11/06 19:51【共同通信】)
 その人事をめぐってですね。まぁ、小沢一郎さんの名前が、えー、チラチラと聞こえるんですけども、それは、そのへんに関しては、亀井先生のご見解はと思いまして」

亀井「今ね、私はもう、うんざりしているんだけどね、役人だったらさ、なんか背中にね、『もんもん(入れ墨)』の入った様な扱いをして、『もんもん』が入っている人でも立派な人はいるんだからね、ね(笑)」

(一同笑い)

亀井「ね、入っていない人よりも、立派な人がいるかもしれないよ。何も、ヤクザとは限らなんからな、『もんもん』入れている人はね。
 だけどもね、そういうね、役人をしたらさぁ、もうね、あとね、社会的な貢献ができない、働いちゃいかん、差別だよ、これは。フライデーあたりは、もうちょっとそこらをさぁ、おかしいじゃないか、それはね、同じ人間がさ、マンパワー、少子化時代だってね、だんだん働き手が少なくなってきていくわけでしょう? 有能な人間がさ、元に役人をしておったというだけでね、60過ぎてさ、ね、(要職に)就けない、これはね、おかしいよ。ねぇ、そう思わない?」

岩崎「まぁまぁ…」

亀井「あんたちょっと、キャンペーンやってよ、フライデーで。協力するよ、いくらでも(笑)。だけど本当ねぇ、予算委員会で、そんなことばかり聞くからね、みなさんしょうがないですよ。おかしいよ、これはね、こういう雰囲気はね。
 天下りでいかんのは、こういうことなんですよ。昔、それをやっておったから、批判を受けたわけだけどね。あのね、役所をさ、国交省でもこう、このね、審議官をね、課長をね、あんたのとこにひきとれば、これだけ仕事をつけるよ、と、そうやるわけだよ。そう、やってた。それはいかんよ、これ。
 そういうお土産つきでね、役所はね、自分のところの役人をつないでたんだよ、民間会社に。これは絶対いかんのです、そんなことは。
 だけど、そうじゃなくて、そういうことじゃなくて、やはりノウハウをね、ちゃんと持っている人がほしい民間会社が、沢山あるわけでしょう。そういうところがね、活用することまでね、だめだと言ったらね、これ、ちょっとおかしいんじゃないの?
アメリカなんてそうでしょう? 役人やったり、民間会社やったり、いったりきたりしてんだ、あれ。そうでしょう。内閣が変わったらね、そうでしょ。全部いったりきたり、いったりきたりしてんだよ、ね、官と民がそういう形がしょっちゅう代わっているんですよ、これ。
 日本だってさ、役人をやってもね、優秀なのはね、民間にいくと、また民間からまたね、役人になっていくとかね、私はやればいいと思いますよ。そういうことがね。今の日本、おかしいな。いかれてるよ、今の日本は、本当にいかれていると思う、俺は」

岩崎「小沢人事が、みたいなことを、よく言われていたりするじゃないですか…」

亀井「あのねぇ、小沢さんは、俺はよく知っているけどね、あの人は、そんなことはあまり口出ししたりやる人じゃないよ。あまり関心がないんだよ、本当言うと(笑)」

(一同笑い)

亀井「関心がないのにね、マスコミがさぁ、なんでも小沢さんという。小沢さんをさぁ、でっかくしちゃっているからね。なんでも小沢さん、なんでも小沢さんでしょう。そのうち、朝、ご飯炊けているときも、あ、これ小沢さんのおかげで…って(合掌して拝むポーズ)、なっちゃうんじゃないの、本当に(爆笑)。そんなことないんだよ、実体は」
(続く)

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